12/22のここ森学園レポート
※「こころね地球学校」と「学びスペースCOCOCARA」で合同開催しているキャンプ場での自然体験教室。ここCOCOコンビなので「ここ森学園」と名付けて半年ほど前から毎月1回活動しています。
今月からの試みとして「みんなのシェア会」を始めました。
誰か先生がいるわけではなく、みんな発信で自分の得意なことやハマっていること、みんなに伝えたい紹介したいことなどをシェアします。
ピアノを弾いて聴かせてくれたり、マイクラで即興で建築するのを見せてくれたり、自分の分身の手づくりのお人形を紹介してくれたり、昨夜の天体ショーの話をしてくれたり。なかなかに盛り上がったシェア会でした。
自分の発信で誰かに喜んでもらうこと。
自分の話を聴いてもらい、自分を知ってもらえる喜び。
お互いのことをもっと知ること。
そんなギフトがあるのではないかと思っています。
午後は森のさまざまな場所でワークショップが行われていました。
☆森の管理人さんからのまたまたサプライズ!
カリフォルニアのアイスクリームやさんのような屋台小屋では、森の木の実や葉っぱが売られた自然やさんがオープン。小石のお金を払うのですが、キャッシュバックシステムがあって、たくさん買えました
☆ホールではきのこちゃんの「クリスマスオーナメントワークショップ」。
みんなの作った可愛いオーナメントたちでクリスマスツリーがセンス良く飾りつけられていきました。
☆森の中では聖子先生の「蜜蝋キャンドルづくり」。
歌いながらコツコツと糸に蜜蝋をくぐらせて太らせていく作業が思いの外楽しい!出来上がったキャンドルどのキャンドルも愛しく可愛いのです。
☆キャンプファイヤーの近くでは、あっちゃん先生の「火燃やし中級」。
火が大好きな男子たちが真剣に火を燃やしていました。
☆プレーリーダーしゅんピッピと、今日初めて来てくれたダイキ兄さんは、ドッチボールしたり、ピアノを弾いてくれたり、恋バナしてくれたり、みんなに大人気でした♪
たくさんの温かい眼差しの中で、子どもたちはいつでも自由に自分のやりたいことにチャレンジできる。誰にも強制されないし制限されない。わくわくする心のままに学んで体験できる。そんな学び場って本当にいいなぁと思います。ここ森って本当に素敵な学校です。
そして、今日は見学のお客様がたくさんいらっしゃいました。
千葉市教育委員会さん、四街道市教育委員会さん、千葉市立小学校2校の校長先生方。
不登校の子どもたちがフリースクールでどんな環境でどのように過ごしているのか。それを実際に見ていただけたことはとても重要な事です。
千葉市教育委員会の先生方や校長先生は、素晴らしい環境の中でイキイキと過ごす子どもたちにとても感心してくださいました。不登校の子どもたちが元気になれる居場所に来れて良かったですと言っていただきました。
先生方にそんな風に言っていただけて、なんだか感動してしまいました。
不登校は問題行動じゃない。悪いことじゃない。子どもたちにとって学校に行くことが全てじゃなく、安心して過ごせる居場所が大切なんだ。わたしたちと同様の認識でいてくださっていると感じました。
確実に時代が変わってきたと感じます。不登校なんて言葉が時代遅れになる時がきっと来ると信じています!
お越しくださった皆様、ありがとうございました。
※現在ここ森学園は定員いっぱいとなっており、新たにご案内することができない状況です。